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小ネタ&珍しい機能

現在のフォルダーでコマンドプロンプトを開く


 気づくか否かレベルのモノではありますが、見落とされがちの機能をいくつかピックアップしていきます。

 最近、あまり使われることがなくなった感はありますが、複数のコマンドを連続して実行したり、サーバー管理で使用したり、Windowsの画面からは実装されていないユーティリティなど、この画面からしかできないことは山ほどあります。
 こんな感じのコマンドプロンプト画面ですね。


 そうですね例えば、ファイルやフォルダをロックしているアプリケーションを探すとか、ほぼ破損しかけているファイルをエラーを無視してコピーするとか、使いこなせればとんでもなく有用な機能が満載なわけです。
 (脱線しすぎるので↑のコマンドの説明は割愛します)

 スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」からcmd.exeを実行することで開くか、エクスプローラーでダブルクリックして実行する(C:\Windows\System32\cmd.exe)とかで、開くことができます。  ただ、この初期状態のカレントディレクトリが通常ではユーザールートだったり、C:\Windows\System32になっています。
 つまり、最初にCDコマンドで、カレントディレクトリを移動してやらなきゃいけないので、結構面倒なんですよね。
 今作業してるフォルダーで、コマンドプロンプト画面を開きたい!というのは、わりと自然な欲求だと思います。

 というわけで、現在開いているフォルダーをカレントディレクトリにして、コマンドプロンプトを開くことができます。
 具体的には、メインメニューのここにあります。

※コマンドプロンプトはUNCパスに対応していないので開いているフォルダーがネットワークは開けません。
※もちろん仮想フォルダーもコマンドプロンプトは対応していません。


 他にも似たようなシーンで、ここからエクスプローラーを開きたい!という事もあると思います。
 上の図の「エクスプローラーで開く」のサブメニューに機能がありますので参照してみてください。