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操作スタイル2

知らないと3倍くらい損する、入力内容を覚えさせない方法

 As/Rから呼び出されるダイアログ画面って、本当にたくさんあります。

 例えば、これファイルの圧縮機能の画面です。

  圧縮開始 ボタンを押下すると、このダイアログを閉じ、圧縮の進捗ダイアログが表示されてファイルが処理されます。

 次にこの画面を開いて使う時には「1個ずつ個別に圧縮」のチェックボックスとか、圧縮ファイルの形式とか、各圧縮モードごとのオプションとか、次回も使うであろう状態を復元してくれます。
 書庫の操作ってオプション多いですよね、毎回選択するなんてことはやってられません。
 つまり、この圧縮画面で言えば、毎回変更されるであろう項目の「書庫ファイル名」(1個の選択なら自動命名)、「出力先」(現在のディレクトリ or 分割されている場合は反対側のディレクトリ)、この2つ以外を覚えるということになります。

 これは、ファイル操作そのものは同じような作業を繰り返すようなケースが極めて多いので、前回の操作状態を覚えるというのは、作業効率を上げるために重要な事だったりします。

 個人的には、どこぞの世界最大のシェアをほこる某表計算ソフトで検索する場合、「毎回」オプションを開き、検索場所のコンボボックスを「シート」→「ブック」に切り替えるという手順を踏んでるのですが、正直かなりイライラしてます。
 そういうのを抑止するわけですね。


 とはいえ、作業の状況によっては、これを覚えて欲しくないケースも少なくありません。
 例えば、繰り返しの作業をしていて、途中で割り込みで別の作業が入ってきたケースとかですね。

 そういう場合は、 Shift キーを押しながら、各種の処理開始のボタンを押します。
 上記の例なら「圧縮開始」ボタンですし、OKボタンの画面が一番多いでしょうね。
 また、キー操作なら、 Shift + Enter です。
 この操作を行うと、処理開始時に入力した情報を覚えないです。

 内蔵ダイアログも、外部コマンドも全てこういったギミックが搭載されてますので、ご活用ください。
 意外と「一括で名前の変更」コマンドにもこれが載ってるのに気がついてない人が多いようです。