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操作スタイル2
ショートカットキーが覚えられません!
今回は、主にFDやFILMTNといった名作ですが古典に分類されるソフトのことを知らない世代の人向けの記事です。
As/RはFILMTNをベースに、FDとエクスプローラーのショートカットキーを混ぜ、作者が思いつきで追加した機能が初期設定の状態で提供されています。
つまり、ヘルプやオプションのキー割り当て画面などを眺めて勉強しないと、使いこなせないものです。
簡単に使える方法なんかねーよ、俺様の俺様による俺様のための作業効率向上ツールだ!はっはっは!・・・・というのがスタート地点ですので、勉強もしないで簡単に使いこなせると思ったら大間違いです。
ごめんなさい、諦めてください。
もちろん、それだけだとあまりにも不親切なので、若人にもとっつきやすくなる方法を用意してます。
それが
F12 キー押せ
です。
これで、「インクリメンタルサーチモード」と呼ばれるキー割り当てがされているモードに切り替わります。
このモードは、ほぼエクスプローラーに、ほぼ準じており、ほとんどのショートカットキーが無効になります。
まぁエクスプローラーのショートカットキーも分からん・・・というのは、さすがにファイラーを使う前に覚えることがいっぱいありそうなので、勉強しなおしてきてください。
なおVer.7頃からインストール時に、エクスプローラ風というのを選べますが、これは「インクリメンタルサーチモード」以上にエクスプローラーに近い動作に調整したもので、スペースキーの動作などがよりエクスプローラーの動作に近い機能をチョイスした構成になっています。
大幅に機能は減ってますがね・・・
一応、言葉の意味を説明しておきますが「インクリメンタルサーチ」というのは、直訳すると「増分検索」でしょうか。
Aって押すと、Aで始まるファイルに順番にフォーカスが飛んで行き、ABCと続けて入力するとABCで始まるファイルにフォーカスが飛んで行きます。
iOSやAndroidを含むUNIXの世界の人のイメージするものとは思いっきり異なるんですが、Windowsではこーゆーものだと思ってください。
他に代表的なショートカットキーは、 Ctrl + C / Ctrl + V によるコピー/貼り付けなどは良く使うでしょう。
F1 でヘルプの表示、 F2 でリネームあたりは良く使われるでしょう。
とりあえず、このモードを使いつつ慣れていくことをお奨めします。
まずは、コマンドやら各種バーなど、ソフト自体に先に慣れていけば良いと思います。
もちろん何で「コマンドモード」のように勉強しないと使えないものが初期値になってるのか?というと、習熟するコストはかかりますが「コマンドモード」の方が圧倒的に作業効率が上がります。
個人的には、私の作業効率で言えば2倍くらいの差があるんじゃないかと思ってますね。
というわけで、もう1回、 F12 キー押すと、初期状態の「コマンドモード」に切り替わります。
もともとインクリメンタルサーチをメインで使いたいときなど、ショートカットコマンドをメインで使いたいときと、使い分けをするために簡単に切り替えられるように作られているので、気軽に試してみてください。